こんにちは!
一富士農場 長谷川です
日中は汗ばむような温度になる日も増えましたね。
ただ、朝晩はまだまだ肌寒く寒暖差が大きい時期です。
牛さんも季節の変わり目は体調を崩しやすいものです。
重症になる前の早期発見を従業員みんなで意識して、
元気に頑張ってもらえるよう気を付けていきます!
さて、本年度も新入社員が新たな仲間として入社しています。
愛知県立農業大学校の農学科で畜産課程の酪農を専攻していた
澤田くんです
なかなか真正面から撮らせてくれません
照れ屋さんです
(わたしも含め酪農家にはなぜか多い性格ですよね…)
入社から約1ヶ月が経ち、一人での作業を任せられるようになってきました。
彼には牛さんのエサの調製・給餌作業を担当してもらっています。
主に運転するのは大きなトラクターとそれに連結されているミキサー、
ミキサーに飼料を投入するフォークリフトです。
農業大学校では一通り乗らせてもらえるようで、運転はすぐ慣れていました。
(もちろん、全く乗ったことのない人でも優しい先輩がみっちり教えてくれるので大丈夫!)
後退で駐車することが一番難しいようです!
けん引車は後退のとき
ハンドル操作が乗用車と逆になる!
これが難しい!
ただ、「運転出来る」だけではダメで、
安全運転で効率的に作業できるよう、日々勉強中です。
・作業場所の整理整頓
・正しい機械の運転方法と点検整備
・危険防止のための作業中の確認事項
など、しっかり覚えて、良い習慣を身に付けてもらいたいと思っています。
時間がなくて慌てている時など、普段の習慣が出ますから…
給餌作業はただエサを飼槽にまけば良いという単純なものではありません。
その時に使っている乾草の質、乾草の投入順番・攪拌時間など
色々な要因でTMR(乾草や配合飼料を混ぜ合わせたエサのこと)の内容が変わってしまいます。
また、天候によっても牛さんの食欲が変わります。
なるべく安定した品質のエサ(TMR)を無駄が出ないよう牛さんに届けられることがエサ担当の一番の目標です。
これからたくさん勉強して、日々の作業に落とし込んでみて、その結果を検討して次の対策を考える。
もちろん一人で抱え込むのではなく、従業員みんなで取り組んでいきます。
早くその輪に彼も加わってもらえるよう、サポートしていきたいと思います。